59歳のとき、胃の3分の2を摘出いたしました。
その時に人間の命のはかなさ、自分の力では、自分の体でさえ何1つ思うようにならないということを改めて感じました。
人は、何1つ持たずに生まれ、何1つ持たずに死んでいかなければなりません。家族も、財産もみんな置いていかなければならないのです。
もちろん自分の意思とは関係ありません。人は歳を取ると、若いころにくらべ不自由なところが沢山でてきます。
しかし、身体的には衰えが出てきても精神的には歳を取るにつれ益々高揚していくことはあり得ます。私は、持って死ねるものが有ると信じています。
「
差別の中でしか生きられない世間、その中で死ぬまで苦悩を繰り返す人生、そのことにうなずけた時、
はじめて力が働きとなりそれを超えていくことが出来る。そこに本当の生があり、それこそが唯佛是真であると。
白山からの輝く朝日と、松波から臨む日本海へと沈むまっかな夕日を 共に拝める恵まれた環境の中。
私達は、明治、大正、昭和、平成と生き抜いてこられた先輩方の経験と知恵に学びながら、「今、人間としてここに生きている」
ということに手を合わせ、今日1日のかけがえのない「時間」と「いのち」を共にし、前向きに生きられるお手伝いが出来たらとの思いです。
どうか皆様方、私達の思いが実現できるようご協力をお願いいたします。
合掌
「
聖徳太子17条憲法 第1条条文
『
和とは最も貴いことだと、日本で最初におっしゃって下さった方が聖徳太子様であります。私たちはその精神を